ムシカゴグラフィクスがデザイン制作を担当させていただいた
ダイヤモンド社刊『銀翼のイカロス』の読売新聞カラー15段(全面)広告(2014年9月3日掲載)が
第19回読売出版広告賞の銀賞を受賞しました。
そう、本書はテレビドラマで空前の視聴率を記録したあの「半沢直樹」シリーズ最新作なのです。
紙面上段(10段相当)は「新聞小説」を模したあしらいで小説冒頭の第一章(一部)を掲載し、
下段(5段相当)で書籍の情報を純広告的にレイアウトするという構成でした。
全面広告ではありますが連載小説のページに見せるという、いわばパロディ・スタイルです。
メインビジュアルの選定・作成やコピー内容など、企画段階から全面的に関わらせていただきましたが
最もこだわったことの一つが読売新聞の活字の雰囲気を手持ちの書体で再現することでした。
Illustrator上で さまざまな書体・級数・行間・変形の組み合わせを試行して「似せて」みました。
デザイナー魂はこんな細部で燃えるのです!
先日催された贈賞式では金屏風の前で記念撮影。
受賞を実感!
贈賞式の後は読売新聞社による毎年恒例の出版業界の懇親会となります。
冒頭の社長の挨拶では今年の出版業界・新聞業界・そしてジャイアンツの展望が語られました。
作品紹介パネルの前で担当デザイナーの記念撮影。
久しぶりにスーツに袖を通した2人でありました。
背後でコナンが「次は大賞を狙ってみろよ!」と言ってます(←妄想)
<了>